201202のエントリ



 
「♪赤い靴 はいてた女の子
異人さんに つられて、行っちゃった」 



 ご存知、童謡「赤い靴」の一節ですが、この曲の舞台は函館だそうです。 ちなみに この女の子、明治35年(1902)7月15日生まれの「岩崎きみ」と言います。



で、2008年。
市立函館高(東高の前身)第2回生の宮崎衛氏を会長とし、「はこだて赤い靴の会」が結成され、2009年6月に「きみちゃんの像」を設置しようと活動を開始しました。

「きみちゃんの像」の制作を依頼されたのは、イタリア在住の彫刻家。 函館東高18回生の小寺真知子さん。

大きさは台座を含め高さ 約160cm。
制作費は 1,120万円。 
支払い期限は 2011年8月。


制作や設置の費用は全国からの募金で賄う事とし、目標額は 1,500万円。



2009年8月7日。

「きみちゃんの像」は完成し、函館市末広町の西波止場で除幕式が行われました。
この時点での募金額は 1,200万円。 目標は達成されてはいなかったが、2009年8月末までには達成できそうとの事でした。


しかし、この頃から「はこだて赤い靴の会」内で意見対立が勃発。 募金活動が停止。




2011年8月。

支払い期限を過ぎる。
制作費 1,120万円の内、250万円が未払い。





2011年11月。

彫刻家の小寺真知子さんは「はこだて赤い靴の会」を提訴。





2012年2月8日。

はこだて赤い靴の会
 2年間の分割払いを申し出る。

小寺真知子さん
 返済期間の短縮と、会長による個人保証を求める。 

 
 
 



なんだかな~。な、お話しですね

それにしても、彫刻ってお高いんですね。
1120万円ですって

筆者は芸術の分からない凡人なんで、ちょっと驚いてしまいました。
 


■本文の参考先
赤い靴の女の子ときみちゃん像/函館東高資料集
・北海道新聞 2012年2月9日 朝刊21面
・その他、ネット上のアレコレ。

■はこだて赤い靴の会
はこだて赤い靴の会 活動ブログです  最終更新2009/05/10 23:44
FMいるか 807BLOG: 人ネットワーク(2009/4/7)

■小寺真知子
Machiko Kodera scultrice
彫刻家、小寺真知子さの世界/函館東高資料集
『小寺真知子』の主な活動 - NAVER人物検索
・Wikipedia:記載なし
 


2012年6月10日
小寺真知子(本名:茜ヶ久保真知子)さん
癌のためイタリア、ローマの自宅で死去
1950-2012
 
 
 

 
 

 
 



 
 
 


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