【福島原発】正しい知識で不安を払拭
投稿日時 2011-03-15 | カテゴリ: 知って!
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15日午前、政府の記者会見で福島第1原発施設内の放射線量が以下の様数値との発表がありました。
引用:15日午前10時22分時点のモニタリング ・2号機と3号機の間で30ミリシーベルト ・3号機付近で400ミリシーベルト ・4号機付近で100ミリシーベルト
今まで「マイクロシーベルト」と言う単位であったものが「ミリシーベルト」となり、チョットだけ混乱してしまった人もいるのではないでしょうか。
そんな人は以下を見て下さい。
引用: 1シーベルト(Sv) = 1000ミリシーベルト(mSv) = 100万マイクロシーベルト(μSv)
では、今回観測された数値ですが、それはどう人体に影響するのでしょうか? 分かりやすい図がありましたので掲載します。
(放射線医学総合研究所調べ等による)
上の図によると200ミリシーベルト以下の被ばくでは、急性の臨床的症状(急性放射線症)は認められないようです。 もちろん、人間が自然に受ける放射線量とは比較にならない位に多いので、体に悪いことに間違いはありませんが・・・。
で、実際に原発近郊に住んでいる被災地の方々は勿論ですが、函館地域に住んでいる方々の健康被害が心配になってくるかと思います。 原発近郊では半径20km内の住民が避難をし、20~30km範囲の住民が屋内退避していますが、函館地域の住民は何かするべきなのでしょうか。
福島原発から一番近い「松前町の白神岬」でも約448kmですので今すぐ慌てて行動しなくても良さそうですが、万一に備えた心構えくらいは良いのかもしれませんね。
食料の買いだめ等はしない方が理性的ですね。
すでに福島原発では住民や作業に携わっている人たちが負傷や被ばくしており、大部分の職員が退去した後も 日本を守ろう と被ばく覚悟で作業にあたる方々がいます。 函館から原発事故に対して出来る事は思いつきませんが、函館地域への放射能飛散を心配する前に、現地の人たちの無事を祈ることが出来るのではないでしょうか。
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