大間原発に関して要望書合戦
北海道新聞 2012年3月13日付 朝刊 5面より抜粋
大間原発建設中止の要望書提出 知事と逢坂氏、政策めぐりけん制-北海道新聞[政治]
3月12日、北海道庁での事。
民主党総括副幹事長の逢坂誠二衆院議員が民主党道8区総支部、道議会民主党、道民連合 を率い、高橋はるみ知事に 「北海道は大間原発建設の永久凍結を求めよ」 との要望書を提出。
高橋はるみ知事は民主党総括副幹事長が道庁まで来た序で(ついで)に「大間原発の安全性に関して、国は明確に説明せよ」他 との要望書を逆提出。
毎日新聞の情報ですと会談後の関係者の談話として
道幹部
「大間原発は国策で建設している。(逢坂氏は)与党なのに何をしに来たのか分からない」と困惑。 「国は(建設の賛否を)判断するための情報を出していない」と指摘。
逢坂氏
「(知事は)引き替えのように要請書を出してきた。何を考えているのか」と怒りをあらわにし「(建設の賛否について)知事は主体的な考え方を全く述べなかった。道民の思いを受け止めているのか」と批判。
高橋はるみ知事が「序で(ついで)に」要望書を逆提出した事に関しては「与党副幹事長にチクッとしてやったし、出張旅費も節減でGood job」なのか、「向こうから来ないと知事は何もしないの?」なのか、道民の間でも意見が分かれるかも知れませんね。
ちなみに、函館市長は既に関係各所で「建設の無期限凍結に関する要望書」を提出済みです。
「工藤市長ら経産省などに大間原発無期限凍結を要請 」2012/1/25 函館新聞社/eHAKO函館地域ニュース